公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団が実施する2021年度「泉北ニュータウンの孤立と地域をつなぐ助成事業」内定団体のお知らせです。

公募期間 2022年4月15日(金)から2022年6月30日(木)17時
説明会 2022年4月25日(月)13時

申請のあった8団体(A型3団体・B型5団体)について、以下の要領で選考委員による厳正なる審査の結果、3団体が内定いたしましたので公表いたします。
なお、助成額は実行団体より提出いただきました事業計画書・資金計画書に基づき算定しております。

≪審査の過程≫

公募開始:2022年4月15日
一次審査締切:2022年5月30日
一次審査結果通知:2022年6月3日
応募書類の締切:2022年6月30日
審査委員会より、各申請団体に質問事項を送付:2022年7月11日
審査委員会の開催:2022年7月15日17時00分から21時30分まで
審査の対象:応募書類(公募要領に基づく申請書類様式1〜8、団体情報に関する書類(定款、決算書類他))
     申請団体のプレゼン及び質疑応答
     (プレゼン7分:事前に送付した質問事項に対する回答+8分質疑応答)

審査内容(採点内容)

各項目に荷重をかけて200点満点で採点
ガバナンス・コンプライアンス(10点)
事業の妥当性(40点)
実行可能性(40点)
継続性(30点)
先駆性(革新性)(10点)
波及効果(20点)
連携と対話(30点)
事業の評価(20点)
計 200点

審査

・各審査委員の仮採点を基に、委員間で協議後、本採点とともに採用理由を確認して結審した

審査結果

審査区分:A型
NPO法人福祉ワーカーズほーぷ:平均点:140.2点(参考:次点129.2点)
申請事業名 福祉コミュニティモール開設事業
団体HP  https://i-hope.info/
社会状況や課題の問題構造の把握が十分に行われており、本助成プログラムにおいて設定した課題に対しての事業の妥当性並びに実行可能性が高く評価されるとともに、多様な関係者との協働について事業の準備段階から終了後までの体系的な連携と対話が設計されており、地域との連携を大切にしている点から高い波及効果が期待される。

審査区分:B型
特定非営利活動法人志塾フリースクールラシーナ
:平均点:139.8点
申請事業名 不登校の子どもと地域の子どもがゆるくつながる居場所事業
 泉北ひみつ基地
 団体HP  https://lacina.shijuku-fs.org/
社会状況や課題の問題構造の把握が十分に行われており、本助成プログラムにおいて設定した事業の妥当性並びに実行可能性が高く評価されるとともに、多様な人の参加の仕組みを生み出しながら、地域の新しい拠点としての波及効果が高く、連携と対話の構築を通じ地域自治への還元が期待される。

特定非営利活動法人団地ライフラボat茶山台:平均点:131.6点(参考:次点118.2点)
申請事業名 孤立を生み出さない、地域の声・困りごとをみんなのアイデアで解決する関係づくり 〜日本一多様な幸せが実現できる団地をめざして〜
団体HP  https://danchilifelobo.hp.peraichi.com/
社会状況や課題の問題構造の把握が十分に行われており、本助成プログラムにおいて設定した課題に基づく事業の妥当性及び先駆性が高く、多様な関係者との協働、事業の準備段階から終了後までの体系的な対話が想定されている点について連携と対話、波及効果について期待される。ただし、今回の助成プログラム公募時期に新たに結成された団体であり、団体構成員の実績はあるものの、団体としての実績がないことから、より精緻な経営戦略を十分に練り上げるとともに、助成後2年を目途に自立性を担保できるよう努めることを付帯条件として採択する。

≪選考委員名簿≫

西尾正敏(社会福祉法人美木多園理事長)※審査会委員長
青山織衣(コミュニティーワーカー)
上田光隆(税理士法人ユーマス会計代表社員税理士)
武田重昭(大阪公立大学農学部 緑地環境科学科 准教授) 
山口美知子(公益財団法人 東近江三方よし基金 事務局長・常務理事)

※弊財団規定に基づき、外部審査委員の多様な専門家等による厳正な審査を行いました。

以上