遺贈寄付の窓口とは
全国レガシーギフト協会が運営する、いぞう寄付の相談窓口です(2024年8月現在全国19ケ所)。安心できる中立的な相談窓口として、無料でご相談を承っています。
遺贈寄付を希望する一人ひとりのご意思に寄り添い、その自発的な希望の実現に向けて、遺贈寄付の相談・情報提供・受入れ(基金等の提案)を行います。
加盟団体は、全国レガシーギフト協会の審査基準をクリアし、遺贈寄付に関する全国的なネットワークや地域でのサポート体制を構築しています。
「慣れ親しんだ町のため、地域の子どもの未来のために、財産を役立てたい」
「個人の想いを寄付という形で地域に遺したい」など、
ご自身の遺産を社会のために役立てたいというお考えの方は、ぜひご相談ください。
少額からのご寄付や冠基金の設立も承っております。
当財団は、大阪府で唯一の「いぞう寄付の窓口」として、遺贈寄付を希望するご意思に寄り添い、
安心してご相談いただける取り組みを行っています。
ご相談の流れ
STEP1 まずは下記「お問い合わせフォーム」またはお電話にてご相談ください。
①遺贈寄付(遺言による財産の寄付)
②相続財産のご寄付
③お香典・お花料からのご寄付
を検討されている方に丁寧にヒアリングさせていただきます。
※ご希望をかたちにするために考えたいポイント
・ご寄付をどのような分野や地域で活用されたいですか?
例)困難な状況にある子ども達を応援したい、災害の支援や備えに使ってほしい、
動物の保護活動を支援したい、思い入れのある地域で使ってほしい
・ご寄付をどのような方法で活用されたいですか?
例)好きな名前をつけた冠基金を立ち上げたい、当財団へ事業指定寄付をしたい、
どんな遺贈先があるか一緒に探してほしい
STEP2 当財団が準備をお手伝い。計画書を作成します。
ご本人様、故人様、ご遺族様の「寄付をこういうふうに役立てたい」という想いに沿って準備を進め、計画書を作成します。
遺言書の書き方なども含めてご相談されたい場合、ネットワークを活かして専門家におつなぎすることもできます。
STEP3 感謝と報告をさせていただきます。
ご寄付が完了されましたら、計画にもとづいて活用させていただきます。
当財団よりご寄付の活用状況をご報告させていただきます。
まずはお気軽にご相談ください
ご遺贈いただいた皆さま
これまでに遺贈寄付で、私たちに想いを託してくださった方をご紹介します。
【相続財産によるご寄付】
「血のつながりがなくても、困難な状況にある子ども達の 助けになりたい」という想いで基金を設立
長崎に生まれ育ち、家族で被曝。その後の人生で、数々の苦労を共にしてきた実姉が、昨年逝去しました。
最期の日々をともに過ごした姉より、「遺産の一部は寄付として世のために使ってほしい」と託されていました。
地域の方からのご紹介もあり、公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団に相談。
公益認定を受けている団体に寄付をすることで、相続税対策になることも後押しとなり、寄付を決めました。
姉の名前を冠にした基金を設立する運びとなり、現在準備中。
長年の苦労から、自分だけがよければいいという社会の在り方は間違っていると思っています。
自分と家族だけ楽しければいいというお金の遣い方ではなく、
血のつながりがなくとも、困難な状況にある他者に寄り添う形で寄付をする、
そういうお金の遣い方もあっていいのではないか。
基金によって、困難な状況にある子ども達の助けになればと願っています。