UR・男山団地(京都府八幡市)より視察 一般社団法人カンデ 藤本恭輔さん
今日は、京都府八幡市から、私がニュータウンのまちづくりに着目したときから実施されている現場から視察にお越しくださいました。
藤本さん原付きカブを乗りなして2時間かけてお越しくださいました。写真はヘルメット被って撮影。

UR・男山団地(京都府八幡市)
男山団地は、京都と大阪の間に位置する大規模な団地です。緑豊かな丘陵地に広がり、広大な敷地内に多くの住棟があります。
最寄りの駅は京阪本線「樟葉駅」、京阪本線「石清水八幡宮駅」、JR東西線・学研都市線「松井山手駅」です。各駅からバスが運行しており、バスで約7〜22分で団地内にアクセスできます。
■交通の便
京都市と大阪市の両都心に約30分でアクセスできるため、通勤や外出に便利です。
■生活利便性
団地内や周辺には、スーパー、商店街、図書館、公園などがあり、日用品の買い物やレジャーに困りません。
■大型商業施設
近くには「くずはモール」や「コストコホールセール京都八幡倉庫店」があり、ショッピングを楽しむことができます。
■子育て支援
八幡市は子育て支援に力を入れており、団地周辺には保育園が多数あるほか、中学校卒業までの医療費助成制度も充実しています。
■コミュニティ:
団地内には住民が集まれるコミュニティスペース「だんだんテラス」があり、様々なイベントが開催されています。
そう、キーワードは「だんだんテラス」です。
その前に、、、一般社団法人カンデについて
「一般社団法人カンデ」は、建築学科の卒業生が中心となり、地域の住民とともに集住環境のあり方を探求し、より良い団地暮らしを創造していくことを目的とした団体です。
特に、丹波篠山佐治スタジオ、京都府八幡市の男山団地で、地域コーディネーターとして活動を行っており、情報や意見を交換しながらコミュニティ形成を支援する役割を担っています。
この法人の活動は、関西大学の卒業生が中心となって進められており、大学の研究成果を地域社会の課題解決に活かす取り組みとしても注目されています。
実は、宝楽は河内長野市南花台というニュータウンの活性化事業で一般社団法人カンデのみなさんと、そして関西大学名誉教授の江川先生と初動期をご一緒させていただいた御縁があり、今回若手の藤本さんが訪問頂きました。
だんだんテラス
行けば必ず誰かがいて、ほっとできる場所。365日立ち寄れる「だんだんテラス」
https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/201803/000133.html
UR
https://www.ur-net.go.jp/west/case/otokoyama_danchi/dandan/index.html
八幡市役所
https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003779.html
https://www.instagram.com/dandanteracce
だんだんテラスは、八幡市男山地域まちづくりコーディネーター辻村修太郎さんがコーディネーターです。

※URというHPより引用
行けば必ず誰かがいて、ほっとできる場所。365日立ち寄れる「だんだんテラス」
https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/201803/000133.html
宝楽の中で印象的なのは
- 近隣農家から仕入れた野菜を販売する「朝市」
- ラジオ体操が行われる午前中に訪れるのは、高齢者が中心。そこでは、おしゃべりをしたり、相談事を話したり、のんびりとした時間が流れています。
- 学校が終わった夕方ごろに訪れるのは小学生。ここで宿題を済ませたり、かくれんぼや鬼ごっこで遊んだりして過ごしている
そう、時間帯によって利用者の世代が違いますが、運営者である関西大学大学院の学生たちは、高齢者とは孫のように、子どもたちとは兄姉のように接し、日々異世代間での交流を生んでる点です。
当時、事例をお伺いしたときに、眩しくて、眩しくてという団地の一つでした。
そして、
もう一つ特徴的なのは誰かの「何かしたい」を形にする

辻村さんは、「ここを訪れる人の中には『何かやってみよう』と思っている人や、活動の場を探している人たちがいます。私や学生たちが話し相手になりながら、その思いをくみ取って形になるようにサポートすることもあります」とおっしゃっていた点です
全国には本当にいろんな事例があります。
いつも悩んだときに訪問したり、相談したり、すごい地域には、すごい理由があります!
投稿者プロフィール

- 泉北のまちと暮らしを考える財団では、市民が主体的に公益を担う社会の実現を目指し、「温かいお金」が地域でまわる仕組みづくりをしています。
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